一昔前であれば、トラクターなどの機械と人の手で行われていた農業ですが、現在では、ドローンを活用して農業を営む人が非常に増えてきました。

現在農業を営んでいる人の中には、

「ドローンの導入を検討している」

という人もいると思います。

 

そこで、この記事では、農業にドローンを導入する場合、どのような場面で役に立つのか、資格は必要なのかということについて、詳しく解説していきます。

農業のどの場面でドローンは使われる?

農業の中でドローンが活躍する場面としては、

「農薬散布」

が有名です。

しかし、それ以外でも様々な場面でドローンの活躍に期待ができるのです。

それでは1つずつ見ていきましょう。

農薬散布

最も有名なドローンの導入事例です。

ドローンに農薬を積んで、空から農薬を撒くことで、人件費の削減ができたり、正確性を高めたりすることができます。

特に、広大な土地で農業を営んでいる場合は、農薬散布にかなりの人でや機械を必要とします。

しかし、ドローンを一台導入すれば、人件費や時間などを削減することができるのです。

害獣駆除

少しずつ話題に上がっている導入事例です。

例として挙げられているのは、あらかじめ害獣の罠を設置しておき、複数台のドローンを使って害獣をその罠まで誘導するというやり方です。

もちろん、ただドローンを飛ばすだけでは害獣を誘導することはできないため、害獣が嫌がる音や赤外線などを使うなど、様々なアイディアが出されています。

 

他にも、農作物を食い荒らす害獣を追尾し、巣の場所を把握するということも可能です。

巣の場所が明らかになれば、罠を設置したり、駆除を効率化したりすることも可能となります。

収穫

「収穫の際にドローンは役に立つのか?」

このような疑問を持った人も多くいると思いますが、収穫におけるドローンの活用方法としては、収穫物の運搬です。

農薬散布と同様、特に広大な土地で農業を営んでいる人は、収穫の際も人手や機械、時間を多く要します。

しかし、ドローンを使って収穫物を運搬することができれば、それだけで労力の削減に繋がるのです。

気候や害虫の分析

農業には、長年の勘や経験がとても重要です。

これは今後も変わることはないでしょう。

 

しかし、勘や経験だけに頼っていると、不測の事態が発生した際に、手遅れになってしまうことも考えられます。

例えば、長い雨が続いたり、嵐が直撃したりした場合、せっかく育ててきた農作物が台無しになってしまいます。

しかし、ドローンを使うことで、気候や害虫の有無、成長状況などを分析することができるため、作業の効率を高められる場合があります。

 

肥料散布

農薬散布と同様に、肥料散布もドローンで行うことができます。

畑が傾斜している場合や、たくさんの農作物を育てている場合、人の手で肥料を撒こうとすると、正確性に欠けてしまったり、かなりの労力を消費したりしてしまいます。

このような場面でドローンを活用すれば、パイロットが手元のコントローラーを操作するだけで簡単に肥料を撒くことができるのです。

農業でドローンを使うときに必要となる資格は?

ドローンを飛ばすだけであれば、資格や免許は必要ありません。

しかし、農業でドローンを活用するのであれば、許可や認定証を取得する必要が出てきます。

ドローンを飛ばすためには、様々な法律やルールを守る必要があり、その代表的な法律として、航空法というのがあります。

その中に、

「ドローンから物を投下する行為の禁止」

「ドローンを使って爆発物や危険物を輸送する行為の禁止」

という項目があります。

 

実は、農業でドローンを活用しようとすると、どうしてもこの項目引っかかってしまうのです。

例えば、農薬散布をする場合には、物を投下する行為と、危険物を輸送する行為に抵触してしまいますし、肥料散布でも同じことが言えます。

 

そのため、

「航空法で禁止されていることをするけど、十分に気を付けるから許可をくれ」

と関係省庁へ申請する必要があります。

 

この申請をするためには、10時間以上の飛行実績があることや、ドローンに関する知識を持っていることなど、一定の条件があります。

これを満たしていない場合、許可を貰うことができませんが、非常に曖昧な基準となっていることがお分かり頂けると思います。

「ドローンに関する知識の基準は?」

となってしまう人もいるでしょう。

 

そんな時にアピールポイントとなるのが、資格なのです。

もし、今後ドローンを農業に導入していきたいと思っているのであれば、農業でドローンを活用するために必要な認定を受け、関係各所へ申請をするために、資格を取得することを検討してみると良いでしょう。

まとめ

農業でドローンが活躍する場面は、農薬散布だけではありません。

様々な場面でドローンを活用することによって、人手不足の解消、人件費の削減などたくさんのメリットを得ることができます。

その際に、許可が申請が必要となる場合もありますので、まずはしっかりとドローンに関する知識と実績をつけるために、資格を取得してみるのも一つの方法です。

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